2013年10月30日水曜日

チェスクラブ

オランダの学校には、日本のような放課後のクラブ活動がない。
スポーツやら音楽やらの各種アクティビティーは、習い事として各自で選んで(=月謝を
払って)通う。

こまめの学校には、唯一といってもいい例外:チェスクラブがある。
夏休み明けの新学期、こまめが「やってみたい」と手を挙げたらしい。(後から聞いた)
先生に許可をもらい、お試しレッスンもしてから、本格的に始めることになった。

全体で何人くらいいるのか知らないけれど、こまめの班(おそらく初心者グループ)は
5人ぐらいとのこと。
週に一回1時間、水曜日の1時間目にレッスンがある。その時間、クラブに属していない
子たちは普通の授業を受けている。
年会費(テキスト代込み)15ユーロ。


さてさて、将棋や囲碁とちがって駒のデザインがいろいろあって面白いよな〜!と、
マトリョーシカちゃんのセットなんかをネットで見つけてときめいていたのだが…



…まあなんだかんだ言っても初心者には正統派が一番かもな、ということで、
全蘭チェス協会指定の学校用セットを取り寄せ、家でも練習を開始したのだった。


写真撮ろうとして気づいたよ、並べ方すら知らんわ…。
母はチェスどころか囲碁も将棋も知りましぇん。(オセロならまかしといて!)
こまめが上手になったら、こまめに教えてもらおうと思っている。
お父ちゃんが一通り打てるらしいので、指導はお任せ。
まずは駒の動かし方を覚えるところから。
宿題(ドリル)もある。ちゃんとやってこなかったら退部だって…。


ゆくゆくは昇級試験やトーナメントなんかもあるそうだが、当面の目標はルールを覚えて
駒を使いこなせるようになること。
あと、負けても癇癪起こさない、とかね。

2013年10月29日火曜日

はじめてのしりとり

水泳教室の更衣室にて。

レッスン開始まであと5分。
「まだ〜?」とソワソワしだすこまめ&ごまめ。
試みに、「じゃ、しりとりする?」と提案したら「やるやる〜!」とノってきた。

こまめはもうすっかりエキスパート、何の苦もなく次々ことばを繰り出していく。
でもごまめには初めてのこと。ルールもいまいちわかってない。
順番が回ってきたら、ヒントも盛大に出しつつ、つなげていく。
当たり前だけど、こまめは「なるべくラ行で終わらない」みたいな気遣いができないので、
ちょっぴりトリッキー。

しりとりができるようになったら、暇つぶし大助かりだなー。



庭の草花で黙々と工作するふたり。松葉やアサツキをちょきちょき…。

2013年10月27日日曜日

森と木の実と遊園地

秋休みの思い出。
補習校のお友達 Hちゃんが、栃の実拾いをしよう!と誘ってくれたので、秋晴れの日に
Oud Valkeveen」へ。


去年の夏、同じくHちゃん達に誘われて初めて行ったこの遊園地。
この夏にも Pくん一家と遊びに行ったのだけれど、秋は初めて。
森の木々も落ち葉も本当にきれいで、たっぷり深呼吸。



さて、お目当ての栃の実。
あるわあるわ。次々と拾っては陣取ったピクニックテーブルに並べていくこまめたち。


ツヤツヤしてまんまるで、栗にそっくり!(でも、食べられないんだよね…)


あまりにもきれいに並べたので、通りがかる人が口々に「まあキレイ!」「スゲー!」と。
横で見ているだけで作業に参加していない母たちも「すごいでしょ〜」と自慢げにニマニマ。

どんぐりも追加だー!


この感性。
あなたたち、将来、和菓子とか伝統工芸とか緻密なことやってみたらいいんでないの?

なんだかんだで、女の子4人で10キロぐらいは集めたんじゃないかな?!
ごまめもかなりたくさん拾ったが、それぜーんぶおじいちゃんにお土産として進呈。
おじいちゃん大好きなんだもんね。


Hちゃんの妹 Lちゃんは、ごまめと同い年。
最初はモジモジしていたけれど、馴染んでからは楽しそうにつるんでいた。



全員で乗った池のサイクルボートは、Hちゃんとこまめが操縦してくれた。
なかなか上手だったゾ。



園内の森を歩いていたら… キノコ発見!






ごまめに乞われて、スーパーすべり台やらミニジェットコースターやらにも乗る羽目に。
ケロッと楽しむごまめ、ひゃーひゃー叫び声を上げるワタクシ…。
こまめ達は、スリル系の乗り物はお手の物。お姉ちゃん同士、好き勝手に何回も乗っていた。
(この遊園地、乗り物はすべてタダなので乗り放題)

オランダの秋らしからぬ素晴らしいお天気に恵まれ、閉園ギリギリまで楽しく遊んだ。
今週を最後に、暗くて寒い冬の間は休園となる。
今から来年のシーズン到来が待ち遠しい!



また遊ぼうね〜。

最近のごまめ語録

夏〜秋の覚え書き。



「おかあさん!
 すももに、ネクタリンはいってんの?
 ネクタリンのにおいするから…。」



(タンスの中の、おとっときの白いワンピースを見て)
ご「これ、わたしの?」母「そう、よそゆきね」
ご「よそゆき?」母「うん」

ご「ゆきのときにきるやつ?」




「おーてーらーの、おっしょうさんは、なーかーよーし、こーよーし!
 いーつーでーも、いっしょーに、ぽっくりぽっくりあーるーく!」

情景を想像すると…(笑)



母「おかあさん、びょうきでねてばっかりでごめんね。」ご「いいよ」
母「ごはんもつくれなくてごめんね。」ご「いいよ」
母「ときどきないちゃってごめんね。」ご「いいよ」

ご「なんでわたし『いいよ』ばっかりいうのかなー」母「なんでなの?」
ご「わかった!おかあさん、やさしいからー」



(カレンダーに学校の予定などを書き込んでいたら)
ご「わたしもかいていい?」母「どーぞ」
ご「『おかあさん げんきになる』ってかいとくね!」

なんかドラえもんの道具でありそうだね。
そんな風にスケジューリングできたらどんなにいいだろ…。



こまめと家の中でかくれんぼ。


これ↑でかくれてるつもり(笑)



3歳児の勢い、ハンパない。

一方のこまめは常識なるものを身につけつつあり、こういう突拍子もないことを言ったり
やらかしたりしなくなって久しい。頼もしいやら、寂しいやら…?!

夏時間から冬時間へ

ご無沙汰しています。
なんとまあ、この前の更新からかれこれ3ヵ月以上も経ってしまいました。
気づけば秋もすっかり深まり、キレイに紅葉していた八重桜の木も裸に…。
各地のみなさん、いかがお過ごしですか。

夏休み中から体調を崩して寝込んでいたのですが、蝸牛の歩みながら、どうにかこうにか
持ち直しつつあります。色々なことをリセット中といったところです。

初めの頃は臥せってあまり食べられないこともあったのですが、
ごまめが一口大のパンを「たべなよ!」と寝床まで運んでくれたり、


(ネズミかよ、私しゃ…)

最近ではお父ちゃんが思い切ってカツ丼に挑戦してくれたり、


(卵とじになってないタイプ。キャベツの下にそれらしきものあり。味は◎)

近隣のお母さん仲間からのありがたい差し入れや託児協力などもあり、
おかげさまで体力も気力もそこそこ回復してきました。

まだまだ完全復帰には至っていませんが、ぽつぽつ記事を上げてみるのもリハビリのうち、
と思っていますので、今後もよろしくお付き合い下さい。